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about  Michiko's Vocal Therapy 

​​~ Voice Trainer MICHIKO が大切に考えること ~

私がボイストレーニングを学びたいと思った当時、日本にはボイストレーニングという言葉は存在しませんでした。上手に歌うためのレッスンやウォーミングアップのための発声練習という概念はありましたが、ボイシング(声を出すこと)だけに特化したレッスンやメソッドはありませんでした。私自身がプロフェッショナルシンガーとして様々な曲を、与えられた時間に、異なったシチュエーションで歌ってきた経験から、優れた歌唱方法の習得より優先すべきは、気持ちよく声を出すこと、心を開いて表現することなのではないかと朧げに気づき始めていたのかもしれません。

 

1985年に渡米、6人のトレーナーのもとで学びました。全てのトレーナーは独自の教義を用いていましたが、共通するのは「歌を上手く歌うということ以前に、声を出すという行為がいかにHappyなことであるか」という教えでした。それに確信を持てたことがボイストレーナーとしての私の土台になっています。

 

声を出すことを「楽しい」と思えること、自分の声を「あれ、気持ちいいかも!?」と感じることが、歌うこと・表現することの幸福感・充実感につながると信じています。

 

現在まで縁あって1000人を越えるアーティストの方々と出会って来ました。

キャリアの長いベテランの方も、まっさらな若者も、それぞれ悩んだり迷ったりしています。

 

歌や表現に上手・下手はあっても、こころに深く響き残るのは「それが心地良いか否か」であると思います。そしてそれは「声を出す歓び、表現する歓び」がもたらすものと思っています。歌であれ、語りであれ、芝居であれ、「声を出すことは気持ち良いこと、幸せなこと」と感じてもらえるように、呼吸法や発声法のオリジナルメソッドによる指導に加え、心体のストレスから解放されるようにメンタルケアも含めてお手伝いするのが 私の仕事です。

​ ​MICHIKO

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